Twitterでも高利回りからなんとな~く怪しいとの意見がある「みんなで大家さん」!
「みんなで大家さん」についてあまり知識がないからこそ投資することに不安になったり詐欺なんじゃないかと邪推しているように見えます。
「みんなで大家さん」詐欺だとしたら許せない!!
今回は「みんなで大家さん」が「安愚楽牧場の和牛預託商法」にも使われた「ポンジスキーム」かどうかについて検証していきたいと思います。
この「ポンジ・スキーム」は100年続く一般的な投資詐欺で、ほとんどがこの手法で被害にあっています。
Twitterでも安愚楽牧場を連想させるつぶやきがありましたね
ちなみに「みんなで大家さん」の評判や口コミをまとめた記事はこちらになりますので興味がありましたら御覧ください。
ポンジ・スキーム(自転車操業)とは
そもそもポンジ・スキームとはどのようなものなのでしょうか。
その名前はアメリカの天才的な詐欺師チャールズ・ポンジ(Charles Ponzi)に由来しています。
ポンジ・スキームについてわかりやすい画像がありましたので転用させてもらいます。
概要は以下のイラストのとおりです。
「出資してもらった資金を運用し、その利益を出資者に(配当金などとして)還元する」と謳っておきながら、実際には資金運用を行わず、後から参加する出資者に配当金などと偽って渡すことで、あたかも資金運用によって利益が生まれ、その利益を出資者に配当しているかのように装うもの。 出典:wikipedia
このスキームでは出資者のお金を運用しなくても、次々と出資者が増えてくるため、一部を出資者に配当金として返金したとしても詐欺師の懐にはどんどんお金が増えてくるといった夢のようなスキームです。
高利回りに飛びつく出資者がたくさん!
実際に出資金を運用をしていないので、出資者が増えなければ破綻しますが、出資金が多く集まった時点で詐欺師は出資金を持っていなくなり、出資者には出資金が帰ってきません。
酷すぎる、、、
怪しい商品は上記と比較して出資しないようにしていきましょう!
安愚楽牧場の和牛預託商法
ポンジスキームを利用した大規模な投資詐欺の一つに「和牛預託商法」があります。
和牛預託商法は、和牛の飼育・繁殖事業に出資を募った上で、出資金を配当に回す自転車操業を行ったり、約束した配当を行わないという詐欺商法の一つ 出典:wikipedia
中でも安愚楽牧場の和牛預託商法は「子牛に出資すれば肥育して成牛となった際に高値で売れて差額が配当される」や「繁殖母牛に出資すれば生まれる子牛の売却代金で継続的に配当が得られる」といった触れ込みで出資者を募りましたが、実際には新規出資金で自転車操業的に配当を行っていました。
安愚楽牧場は2011年8月9日に破綻し、被害者数7万3356人、被害総額4207億6700万円という豊田商事事件をも上回る被害が発生し、当時大きな問題となりました。
出資金の大部分が元役員らに支払われていたみたい!
運用実態がつかめないと詐欺商品なのか分かりづらいですよね。そういった不透明さから騙される方が多かったのだと推測されます。
「みんなで大家さん」のポンジ・スキーム疑惑を払拭する5つの理由
では、ポンジ・スキームの手法を「みんなで大家さん」に当てはめたときに該当するのでしょうか。
私はポンジ・スキームではないと考えます!
その根拠は以下の5つ!!
①高利回りであるが法外な利回りではない!
みんなで大家さんの利回りは7%と比較的高い部類ではありますが、法外に高い部類ではありません。
特に成田シリーズは二束三文の田舎の土地を購入し、開発して運用することで購入価格の40倍という莫大な資産を得る予定です。ビジネスモデルとして優秀ですよね。※下の動画の14:20〜
また、全世界平均株式の6%と比べても大きく乖離はありません。
「みんなで大家さん」は「高利回りだけど詐欺レベルの数字とは大きく違う」と言えるでしょう。
J-REITと比較しても、かなり大きな乖離ではありません。
②15年の長い運用実績がある!
「みんなで大家さん」は3年から5年の中期スパンで出資金を運用しており、今まで出資金が返金されなかったことはありません。
現在「みんなで大家さん」で発売されている歴代の商品はシリーズ成田14号を含めて71件ですが、そのうち36件は運用が終了し、分配金はもとより、元本も含めて出資者へ返金されています。
半分以上は運用が終わっています!
多くの出資者が儲かっているのが「みんなで大家さん」なのです。
③行政処分を受けても事業継続している!
平成25年5月に営業停止処分を受けたことは下の記事でも記載したとおりですが、そのときにも行政の指示に従った会計処理を行い、資金調達を行った上で出資者に分配金を振り込んでいます。
詐欺グループが資金調達をしてまで出資者へ分配金を払うでしょうか。
確かに行政処分を受けたということは、あまりいいイメージではありませんが、その後の対応を鑑みると、出資者を騙してお金を巻き上げようという思想は持ち合わせていないと考えます。
④全国に公募している!
「個人的な勧誘」はポンジ・スキームの可能性が高くなります。
「ここだけの話」「あなただけに教えます」などといった特別感を出させた上で勧誘する商品は、クローズドな世界で、ビジネスモデルを体系的に説明する資料がないものが多いです。
では「みんなで大家さん」はどうでしょうか。HPやCMを使って全国に出資の公募をしています!
さらには、運用実績レポートも公開しており、不動産物件の情報も検索することが出来ます。
⑤元本保証を謳っていない!
投資商品に確実に儲かる投資など存在しません。そもそも、投資で元本保証を謳って出資されることは法律で禁じられています。
「みんなで大家さん」のHPや商品資料にも至るところに元本保証はされていない旨が明記されています。
きちんと商品のリスクを把握した上で商品を購入してください!ということですね!
詐欺疑惑のまとめ
以上が私が「みんなで大家さん」は詐欺商品(ポンジ・スキーム)ではないと考える理由になります。
私も運用を始めて2年程度になりますが、各月で分配金がほぼ定額振り込まれており大変満足しています。
更にはギフト券をもらえるキャンペーンがたくさんあり、分配金以上に設けさせていただいています。
以上!当記事が皆様の投資の参考になれば嬉しいです!
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