資産運用で誰もが取り組みやすく一般的なものは株式投資ですよね。給料や事業等で貯めたお金を運用することで、どんどん資産が増えていきます。
その中でも安定的に配当を貰えるのが高配当株です。
成長株 | 高配当株 | |
株価 | 急上昇する可能性があるが、下落リスクも大きい | あまり伸びに期待できない |
配当 | 無いもしくは低い | 高い |
高配当株の相場としてはだいたい年利3.5%以上でしょうか。超高配当株もありますが、信用性の低い会社の株を買ってはいけません。単純に業績が悪く株価が低迷しているため超高配当株になってしまっているケースもあります。その場合は減配されるケースもあり、最悪株価もどんどん下がる可能性が高いです。
資産がどんどん減っていくかも、、、
リスクオフして安定的な副収入を得たいと考えている方は高配当株を購入するケースが多いと思いますが、「みんなで大家さん」も安定的の副収入として魅力的ですよね。この記事では日本株及びアメリカ株の高配当株をいくつかピックアップしてご紹介し、高配当株とみんなで大家さんを比較します。
結論から申し上げると私は日々の値動きがある「高配当株」より、安定的な「みんなで大家さん」をおすすめします。
私は高配当株には手を出さず、大半を安定的な「みんなで大家さん」に、一部を資産拡大のため成長株(信用取引)に投資しています☆
日本の高配当株等
日本人に馴染みがあるのは日本株でしょう。企業名からイメージしやすいものも多く、上場している銘柄は合計3,784銘柄あります。
その中でも配当額の高いものをピックアップしました!
JT(2914)
昔から配当額が大きく、根強い人気を誇るJTです。皆さんご存知の国内タバコを生産している企業で、成熟した分野でありながら高い配当をキープしています。
配当額については1994年の上場からずっと増配を貫いてきましたが、2021年12月期の年間配当は前期比24円減らして130円になりました。
年間一株あたりの配当金(円) | |
2017年度 | 140 |
2018年度 | 150 |
2019年度 | 154 |
2020年度 | 154 |
2021年度 | 140 |
2022年度 | 188 |
2023年度 | 188(予想) |
株価値上がりにより相対的に配当利回りが減ったけどまだまだ高配当株☆
日本郵船(9101)
日本の海運株のドンの「日本郵船」です。ココ最近のコンテナ価格の上昇から海運株全体が総じて上昇しています。その上昇の波に乗り配当金もつり上がっている状況です。
ここ数年の伸びは凄まじいものがありましたが今は縮小傾向ですね。
年間一株あたりの配当金(円) | |
2019年度 | 20 |
2020年度 | 40 |
2021年度 | 200 |
2022年度 | 1450 |
2023年度 | 520 |
配当減少により暴落のリスクも、、、
タカラレーベン不動産投資法人(3492)
最後に株式投資ではありませんが、不動産投資のJ-REITについても触れておきます。「タカラレーベン不動産投資法人」を例としてあげますね。
J-REITの分配金は安定的ですね。
みんなで大家さんと同じ不動産収入が財源ですが、J-REITは元本の値動きが激しいです☆
アメリカの高配当株
アメリカの株は日本株と比べて株主への還元意欲が高いことが多いです。配当金を減配させないために借金をしてでも株主へお金を払うこともあるそうです。
高配当株をピックアップしましたので御覧ください。
AT&T
アメリカ最大手の電話会社。固定電話、携帯電話、インターネット接続、データ通信等の提供をしています。業種として安定的な収入が入りそうですよね。
ここ数ヶ月は下値ラインにあるためこのあたりで買うのもいいかもしれません。
一番狙い目の時期かな?
ファイザー
コロナのワクチンでもお世話になっているファイザーです。ワクチンの開発で株価が上がったため相対的に配当利回りは下がってしまいましたが、値上がりも期待できる銘柄として人気です。
大規模な製薬会社の株価は安定しています☆
コカ・コーラ
清涼飲料水でおなじみのコカ・コーラも高配当株として人気です。ただ、現在は少し株価が上がって配当利回りに旨味が少なそうですね。
AT&Tに比べると配当利回り少し物足りないかな☆
みんなで大家さんとの比較
それぞれ配当金や分配金をピックアップしましたが、一覧表にまとめてみましょう。
みんなで大家さん | 日本株(JT) | アメリカ株(AT&T) | |
配当利回り | 7% | 5.1% | 6.4% |
税引き後 配当利回り | 約5.6% (税約20%) | 約4.1% (税約20%) | 約4.6% (日本税約20% 米税10%) |
配当金 受取り回数 | 年6回 | 年2回 | 年4回 |
最低購入金額 | 100万円 | 約37万円 | 約4,000円 |
元本の変動 | ほとんどない | 随時変動 | 随時変動 |
現金化 | 営業者への譲渡で可能 | 容易に可能 | 可能 |
日本株とアメリカ株は今回ピックアップしたもののなかで一番配当利回りが高いものをピックアップしています。そのなかでも僅差で税引き後の配当利回りはみんなで大家さんに軍配が上がっています!
やはりみんなで大家さんの利回りはすごい☆
また、Nisa(非課税制度)を利用したJTの配当利回り(5.1%)と比べても「みんなで大家さん」(5.6%)は利回りが高いと言えます!
夢のFIREへ
最近FIREという言葉をよく聞くようになってきましたね。FIREとは経済的に独立した状態で早期リタイアを意味します。
資産を運用して経済的に独立した状態を確立するためには、資産1億円以上が必要とよく言われますが、資産1億円を「みんなで大家さん」に投資するとどのような運用益を得られるのでしょうか。
1億円(資産)×0.056(運用利回り)=560万円(年間分配金)
これはおよそ独身の方で年収800万円相当になります。多少の贅沢もできる十分な収入と言える人が多数なのではないでしょうか。
ただ資産1億円も運用方法によって受け取り額が異なっています。
1億円(資産)×0.0424(運用利回り)=424万円(年間分配金)
年間136万円もの差額が生まれました。25%もの減額になります。FIREを目指す方なら手堅く高利回りで運用するなら「みんなで大家さん」は是非検討したところですね。
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